2019年7月6日・7日に熊本県熊本市で開催した「2019全国フェミニスト議員連盟サマーセミナーin熊本」は、
多くの参加者が集い、無事終了いたしました。
全国フェミニスト議員連盟
2019サマーセミナーin熊本 アピール
私たちは「想像してみよう 女性50%の政治がつくる社会を」というテーマのもとに、ここ熊本市に集いました。女性が議会に半分以上を占めることになれば、私たちの社会は現状から大きく様変わりしているはずです。
私たちは、多様な性、あらゆる年齢層、「障がい」の有る無し、子育て・介護などのケアを担っている人など実に多様な市民で構成されている社会に生きています。女性が50%を占める議会は、このような実社会を反映したものとなっていることでしょう。
互いに尊重し合い生き生きと過ごすことができる社会の仕組みが構築されている事と確信します。
私たちは、今回、子どもという社会的に最も弱い存在に寄り添える仕組みや方法について学びあいました。
また、昨年やっと制定された「政治分野における男女共同参画の推進に関する法律」を最大限に活用し、女性議員をいかに増やしていくかについての具体策を議論しました。
政府が「女性の活躍」等と掲げるまでもなく、女性の労働環境の改善は喫緊の国民的課題です。女性の不安定な雇用条件、男女の賃金格差等により、シングルマザーの家庭の貧困率は5割を超えます。これは、一向に解消されない待機児童、産後うつ、子どもへの虐待などの根底に横たわる深刻な問題です。
以上の課題解決のためには当事者が政策決定の場に参画することが不可欠です。それを実現するための環境整備が、自治体および政党に強く求められています。
私たちは今回のサマーセミナーで得た学びと出会いを力にして、女性の声、子どもの声、様々な声を代弁し、制度を、社会を変えていきます。
2019年7月7日
2019サマーセミナーin熊本 参加者一同
2019サマーセミナーin 熊本アピール(PDF) はこちら
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