元草津町議会議員 新井祥子さんの裁判判決を受けて

 

2025年11月30日

元草津町議会議員 新井祥子さんの裁判判決を受けて

全国フェミニスト議員連盟

 2025年9月29日、草津町長に関する元草津町議会議員の新井祥子さんの告発内容が虚偽であると認定され、有罪判決が確定したとの報道に接しました。このような事態になったことを大変残念に思います。

 当連盟のこれまでの対応が、結果として草津町長をはじめ関係者の皆様にご負担をおかけしたことを、心よりお詫び申し上げます。

 当連盟に共感し、女性議員を増やし男女同数議会を目指して活動している方々にご心配をおかけしましたことを重ねてお詫び申し上げます。

刑事裁判結果を受けて、以下のように対応します.
① 当連盟が発行しました、「女性議員を増やす・支える・拡げる―議会におけるいじめ・ハラスメント調査報告書―」(2022年5月22日刊)に、女性議員13人へのインタビュー記事の中で、新井祥子さんの記事を掲載しています。当該記事全文を削除します。 注1 https://afer-fem.org/?p=1750
② 新井祥子さんは、当連盟主催のシンポジウム(2021年5月)とセミナー(2021年 10月)に報告者として登壇し、議会での経験を話しました。直接的に裁判で争われていた内容についての発言はありませんでしたが、新井さんのことを社会に広めた結果となり、大変責任を感じています。今後はより丁寧な運営を心掛けてまいります。
③  2020年12月11日に提出した抗議文「新井祥子議員に対する草津町議会の除名処分と議長主導の住民投票に抗議します」の見解は、議会の非民主的な運営等に対するものです。詳細については下記のホームページをご覧ください。 注2 https://afer-fem.org/?p=1233

 当連盟は、これからも被害を訴える当事者を尊重し対応していく姿勢は変わりません。同じ思いの女性同士のつながりによるエンパワメントを願っています。さらに、男女が半数ずつ存在する社会を議会に反映させること、フェミニズムに根ざした姿勢を持つ女性議員を議会に増やしていくことを基本に、これからも精進してまいります。

以上

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