代表

森本 由美 代表 (福岡県北九州市議

 日本であまりにも女性議員が少ないことに愕然とし、「多様性が認められ、誰もが生きやすい社会へと変えるためには女性議員を増やすことが近道」と考え、仲間と市民グループを作り、1998年に活動を開始。その際、フェミ議の設立者である三井さんや中嶋さんに北九州市までご講演に来ていただくなど、大変お世話になりました。

 その後、政党の立候補要請を受け、2001年1月末の北九州市議選で初当選。早いもので私の議員活動も20年が過ぎました。

 今度は、自分が後輩議員を支援したり、女性議員が立候補しやすい制度確立などに取り組みたいと思い、共同代表をお引き受けしました。元気な山田代表とともに、がんばってまいりますので、ご支援・ご協力をよろしくお願いします。

 

山田 裕子 代表 (埼玉県越谷市議

 市民活動がきっかけで、全く縁のなかった政治の世界に飛び込んだ私は、初めての議会で議員や執行部の多くがグレーのスーツに身を包んだ男性であることに驚きと違和感を隠せませんでした。

 そんな私が全国フェミニスト議員連盟と出会ったのは2015年。SNSでの投稿が議会で問題視されたときに会員の同僚議員を通じてSOSを発信したら、百戦錬磨の先輩女性議員たちから的確なアドバイスとシスターフッド溢れる励ましが沢山送られてきたことに感激し、絶対に負けないで頑張っていこうと思ったのでした。

 そんな私が今度は共同代表を務めさせていただくなんて信じられない思いですが、世界中すべての女性が自分らしく生きられる社会のために、皆さんと共に学び、行動していきたいと思います。2年間どうぞよろしくお願いいたします。

 

活動目標
  1. あらゆる女性差別をなくすために、女性差別撤廃条約選択議定書批准のための取り組みを各地で進める。
  2. 政治分野における男女共同参画推進法の理念を達成するため、各政党・政治団体に対しクオータ制の実施を求め、党内の決定機関ならびに議会の50%を女性にするよう、要請行動を行う。
  3. 第5次男女共同参画基本計画に、203050が達成目標として明記されなかったことを踏まえ、男女平等政策として、あらゆる政策決定の場に男女がそれぞれ50%となるように働きかける。
  4. 女性ゼロ議会をなくすため、候補者の発掘、支援、ネットワークづくりに取り組む。
  5. 機関誌AFER、ホームページ等を活用し、情報発信と会員拡大を積極的に行う。
  6. 会員相互の情報交換、交流をメーリングリスト等を活用して行う。
  7. 女性たちをエンパワーメントするため、オンラインなども活用して、セミナー、研修、シンポジウム、調査などを行う。
  8. クオータ制を推進する会に参加するなど、女性の政治参画を進める団体と連携する。
  9. バックラッシュに抗し、国内外の情報収集・発信などを行う。
  10. 新型コロナウィルス感染症の影響は、特に女性に大きく、様々な課題解決のため行動する。